2011年4月22日金曜日

SKULLSHIT presents THE LIVE 2011終わっちゃったね



SKULLSHIT presents THE LIVE 2011
にご来場ありがとうございます。

このイベントは当初「骸骨祭り」という名前で行う予定でした。
震災が起きて名前を「THE LIVE」という、
生きるとも、活きるともとらえられ、
また音楽や生のライブともとらえることのできる名前に、
強い意思を持って変更しました。

生半端な気持ちではなかったです。

いてもたってもいられず、イベント前に被災地に行って
現状を見て、物資を運び、さらに僕たちに何ができるのか
ということを考えに考えました。

地震が起きてから1週間〜2週間で再び各アーティストへ
再オファーしました。

もうここのブログや、HPを見てもらえたと思うのですが、
あのまんまの気持ちをアーティストにぶつけました。

あの時、中止や延期することも答えだったと思うんです。
もしかしたらそっちの方が楽だったんじゃないかとも思います。
だって、完売しても赤字のイベントだし、地震の影響で
間違いなくチケットは動かなくなることは想定できてました。
でも、震災に負けたくなかったし、
あの時の暗さにも負けたくなかった。
おそらく延期などで、再びこのアーティスト達を招集することも
できなかったと思うんです。
終わってからはいくらでも言えますが、
あの時、数々の中止や延期のイベント業界の中で、
ホントにここで大きく旗を振らなかったら、
この業界かなりの打撃を受けていたと思います。
これも運命ですべては僕がOTKと出会った時から
決まっていたと思い、これしかできないからそれを
自分達の意志で、その道を進むという決断をしました。
もちろんそれが答えかもわからないですが、それを信じて。

全アーティストが快くこの「THE LIVE」に参加してくれたことに
感謝します。
また、4月16日さいたまスーパーアリーナに来てくれた皆様、
当日来れなかったけど、エールを送ってくれた皆様にも
同じ同士だと思い感謝します。

このイベントはみんなで作ったもの。
だから他にない内容になったのだと思います。

もちろんいろんなご意見を頂きました。
自粛するべきという意見も、
賛成も反対も全て受け入れたいと思います。
貴重なご意見をありがとうございます。



このイベントは昨日今日に思いついたイベントじゃないんです。
5年前の1回目骸骨祭りから次はアリーナクラスと想定してました。
だからレギュラーイベントとしてSKULLMANIAを立ち上げ、
Vol.2では2DAYSをやる計画(1DAYになっちゃった!)をし、
Vol.3ではアリーナ規模を開催するために全国ツアーを敢行し、
Vol.4では骸骨祭り直前もあり、アリーナを想定し、
3ステージ組んでみたり、ずっとこのアリーナへ向かってたんです。

4月16日この日を迎えましたが、
いつも来てる人はわかると思うんですが、
いつも通りのSKULLSHITらしいイベントだったと思います。
リハがないから本番中5分、10分で内容がかなり変わり、
(といっても僕が変えてたんですが)正直バッタバタでした。
あんな長い時間やってるのに10分同じ場所にいられませんでした。

そんな中コミュニティのドリンクや物販、クロークの不手際が
あったみたいで、そこがかなり悔やまれます。
もっと想定してれば良かったです。
本当にすみませんでした。
反省材料として今後に必ず活かします。
チャリティTシャツも集計終わり次第ご報告致します。

最後に、
所詮洋服屋です。たかが洋服屋です。
良いときもダメなときもあったと思います。
でも、負けないで、がんばってがんばり抜いたその先には、
沢山の仲間に囲まれてたし、こんなステージでみんなと遊ぶことが
できたんだと思います。

僕のわがままをいつも笑ってくれたディスクガレージと
イベントスタッフの皆様、
そして僕ををここまで導いてくれたSKULLSHIT、
それを結びつけた小学校からの幼なじみのデザイナー雄一、
そして5年前の骸骨祭りの挨拶が嘘のように舞台慣れし始めた
大滝哲也氏に心より感謝したいと思います。

皆さん、次の5年後にできるかわからないですが、
骸骨祭りで夢の続きを見ましょう。

あーその時もう40歳かー
ジジイが骸骨祭りなんて言ってられんのかなー